2003年 神戸ルミナリエ 淡路島 野島断層記念館 <2/2>

 これらの画像も、神戸在住のメール友達が届けて下さったものです(^.-)☆
   

こうやって見ると断層の地下と地上 との様子がよくわかりますね。
一部断層の剥離標本も展示されてい ました。断層によって塀が最大120aずれてしまったそうです。断層は途中で2本に分岐しています。
主断層(左奥)は高さ50cmの断層崖をつくり、副断層(同右)は最大で高さ25aの断層崖をつくっています。

  

(左)この記念館のメインである、 保存された断層です。これは、断層で破壊された道路と側溝です。
赤い矢印のところを境に奥側が上にずれ、同時に右にずれています。
(中)あぜ道が断層によってずれています。奥(山側)がせり上がり、右にずれているのが分かります。
(右)断層は直線的なものばかりではなく、このように亀裂帯となって現れることもあります。
 
  

(左) 断層によるあぜ道のずれです。
(中)(右)断層の一部は堀さげられてトレンチ標本になっています。逆断層 の様子、 断層粘土、液状化の跡などが観察できます。

  

(左)トレンチ展示では床も透明に してみることができます。
これは液状化した 泥が岩の割れ目を通って地上に上がってくる通り道を輪切りしたものとなります。
(中) 上側になるほうがせりあがるのを「逆断層」と呼ぶそうです。(右)トレンチ展示の南側です。

  

(左) これは液状化した泥が吹き上がる経路を縦割りにしたものとなります。このように岩の割れ目をとおって泥は地上に吹き上げたのです。
(中)トレンチ南側 (右)断層で破壊された民家の塀です。

  

(左) 断層上に敷地があった民家は現在保存されてメモリアルハウスとなっています。
オーナーは震災後も家を修理して平成11年までの4年間住み続けたのだそう です。
(中)敷地の空撮です。塀が曲がっていることで断層が通っているのが良くわ かります。 (右)震災直後の台所を再現したものです。

  

(左) 家が海側に傾いているのを表しています。
(中)塀のずれについての説明です。 
(右)あれだけの断層 のずれにもかかわらず、建物は意外と大丈夫に見えます。
ここでは写真はありませんが北淡町内では多数の木造建築がぺしゃんこにつぶ れています。
これもこの建物が鉄筋コンクリート建てだったからでしょうか。

  

(左)塀のずれの様子が分かります か?
(中)公園内にある風力発電施設です。自然エネルギーの功罪の功を表します。(罪は地震エネルギー。)
これで施設の電力の半分をまかなっているそうです。
(右)野島断層保存館(北淡町震災記念公園)の入り口です。正月にもかかわらず見学者も多く、未だに関心は薄れていないようです。

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