地 蔵岩

　方状節理によって切り取られた南北約50ｍ、東西約120ｍ、高さ約40ｍの直方体石 英斑岩(通称:豆腐岩)が露出した岩盤の上に乗っている巨大な岩。
　岩の上面は約300平方メートルもあり、上に立つと標高250ｍの一大パノラマが開け、矢掛町南山田の田園等が展望できます。岩の下には地蔵尊が祀ってあり、かつては花祭りや盆 踊りでにぎわった時代もありました。

　また、周辺は豊かな自然に恵まれ、カッコウ・ツツドリ・ホトトギスなど野鳥の宝庫でもあります。
　現在は地元ボランティア組織「南山田を考える会」のメンバーが中心となって地蔵岩周辺の整備はもちろん、岡山天文博物館からのルート整備や、ルート脇の 植物への名札付けなどを行っています。